宅配の介護食は冷凍弁当で手間が軽減する

介護食は無理なく食べられる状態にすることに加え、身の回りの世話をする方のご飯の用意の負担をできるだけ少なくするためにも、それをつくるための器具はとても役にたちます。介護食においてとても重要なポイントは、やわらかさ、舌触りの良さ、そして噛みやすい大きさです。フードプロセッサーを使えば、大量の水を必要とすることなく食材を刻み、ペーストにするなど形状に合わせて使用できるので便利です。その他にもマッシャーやすり鉢を使って食べにくいものを調理することも可能です。そしてさらに口当たりを良くしたいときには、裏ごし器を使うと粒粒感がなくなります。老人ホームのご飯は栄養士が栄養管理した献立をつくり、調理師が調理したお料理を提供しておりますが、特に食べるのが困難な方に対しては、その方にあった調理方法で調理することが大切です。また各老人ホームによりますが、ミキサーなどの器具を使ってつくられた流動食ではなく、「ソフト食」という見た目は食べ物そのままですが舌を使って簡単に押しつぶすことができるものがあり、どんなに噛んだり飲んだりする動作が難しい方でも、どれだけ食べ物を味わって食べられるかに焦点を当てた調理法を提案してくれる介護施設も容易に見つけられるでしょう。体力、そして抵抗力のなさを感じない体を保つためにエネルギーを、骨格筋の動きの良さを保つために質の良いタンパク質を摂ることを心がけて下さい。たとえば卵や豆腐は質のよいタンパク質が多くふくまれている食材なので、一般的によく知られる肉や魚が食べられない方は、卵や豆腐で換りに補うことができます。卵や豆腐とはまた違って、肉や魚などの動物性たんぱく質にはアミノ酸やビタミン・ミネラルなどがふくまれており、毎日食べる食品の種類(コレクターは全て揃えたくなってしまうものです)が多ければ多いほど、年齢を重ねても衰えることなく、他の人よりも長生きできるということも分かっています。最近、高齢者ではフレイル(虚弱)という概念が注目されています。フレイル、それは以前に比べて体重が落ちた、疲れやすくなった、思うように歩けないといった様子がみられ、このまま悪くなりつづけると介護が必要になってしまう可能性が高い状態をいいます。このフレイルという状態から、筋力が衰えてしまう「サルコペニア」や、骨、関節そして筋肉などの衰えが原因となって歩くことや日常の生活(後で振り返ると懐かしくなることもよくあります)を送る上で大変な問題を起こす「ロコモティブシンドローム」、さらに悪化すると寝たきりの状態になってしまうといいます。そして低栄養こそ、これまでに説明した悪い状態の全ての原因なのです。一般的に病院食といえば完成された料理をそのまま流動食にしたものが主で、見た目も悪く、味も美味しいとは言えないものでした。入院生活(後で振り返ると懐かしくなることもよくあります)を送っている高齢者の方のご飯が思うように進まなかったのは噛むことが難しいからではなく、多くが見た目や味の悪さなので、家でご飯を用意する際は病院食と同じ類のものは絶対に出さないと決めました。病院で摂食嚥下障害を専門に診ている看護師さん自宅に戻ってからどのような介護食を用意すれば良いかと伺ったら、噛んだり飲み込んだりするのに負担のかからないものであれば何でもいいと教えてもらいました。毎食ごとに小分け冷凍しておくと便利だと気づいたんです。歳を重ねること、そして怪我や病気をするこが原因で、固いものの食べづらさや水分を飲み込むのが難しくなるというような悩みが出てきます。介護用食品はいつまでもご飯を楽しんで貰う為に、どれだけ食べやすいかに焦点を当てた商品や、少量で栄養を補給できる商品等があります。介護をする方にとって、食べやすいご飯を準備するのは大変です。介護用の食品で、心の負担が軽くなったり、日々頭を埋め尽くす献立の問題も解消できるかもしれません。当事者も身の回りのお世話をする方も、どちらにかなりありがたい介護食品をぜひ使ってみてはいかがでしょうか。介護食の見た目は、食べたいという気持ちを出すためにとても重要なことです。ご飯のし易さに重きを置きすぎて、見栄えも味も悪くなってしまうと、食に対する意欲が薄れてしまいます。食べ物がひとまとまりになりやすいか、喉を通りやすいかなどの安全性や食べやすさについて慎重に考えられています。高齢者は唾液の分泌量が低下するため、口に入れ立ときに、水分を吸収してしまうような食べ物は食べるのが大変です。とはいえ水分が多くふくまれていると、むせてしまう可能性が高くなるので、食べやすい具材を使用して、ご飯に負担のない形状につくり変えます。食べることが苦痛に感じられるようになってしまうと、どうしても簡単なメニューですませてしまいがちに。そんな時でも、出来るだけ食品をプラスして、たくさん食べることが難しくても、どの食材を加えれば効率よく栄養がとれるのか考えるということを忘れないようにして下さい。あまりご飯をしたくないとき、おかゆを食べただけで満足してはいないでしょうか。おかゆはごはんより水分が多いので、1杯のエネルギーはごはんの半分以下。もしもおかゆを食べるのであれば、他にもいくつか栄養のある食材を食べることで、不足しているカロリーと栄養をしっかりと補ってあげて下さい。食べる力は加齢や病気によって衰えます。食べる力が衰えてしまった方のために介護食は提供されていますが、ひとりひとり食べる力は変わってきます。安心してごはんが食べられるような手掛かりとして介護食のレベルがあります。嚥下食ピラミッドは全てのご飯を摂食・嚥下の難易度にあわせて、異なる6つの度合いで普通食から嚥下食に分け、各段階に合わせてそれぞれ食物の形や柔らかさなどを統一することで、家庭でも病院や施設と同じように安全にご飯を行なうために非常に役立つ目安です。加齢にともない顔まわりの筋肉が衰えたり歯が弱くなったりすると、ものを噛んだり飲んだりする力がなくなっていきます。昔からよく食べていたものを食べることが難しくなり、飲み込むときに喉につかえてしまうことが多くなり、食べ物が気管に入って「誤嚥性肺炎」を引き起こす惧れもあります。その他お年寄りにみられる特質として、若い頃よりも食欲がなくなるため、やわらかい食材など食べられる物が限られたり、食べる量そのものが減ったりして栄養が偏った状態になっている恐れがあります。もっと詳しく調べたい方はこちら⇒介護食 宅配